残業代は1分単位で出すのが正しいのか?

企業に備品として購入してもらうためタイムカード本体にはズルい工夫が施されている。

企業に購入してもらうためにズルいタイムカードになっています。
企業に購入してもらうためにズルいタイムカードになっています。

残業、残業、今日も残業の皆さま、本当にお疲れ様です。

さて残業代はきちんと支払われていますか。

 

 

サービス残業は企業にとっては嬉しい限りのものでしょう。

労働者の努力によって企業の利益がかさ上げされるのですから。

 

 

でも、労働者にとっては、その分、自分の労働の価値が目減りするだけで何一つ良いことなどありません。

たとえ1分でも1秒でも残業の対価はきちんと支払って欲しいものです。

 

 

先日、某有名企業が毎日30分未満の労働時間を切り捨てるような端数処理をしていたとして、労働基準監督署から是正を受けました。

是正額が数億円にも上る重大な労働法違反でした。

 

 

労働時間の端数処理については全く認められていないわけではありません。

ただし最も認められる端数処理であっても、1時間当たりの賃金額に1円未満の端数が生じた場合に、50銭未満を切捨てて良いという程度のものに過ぎません。

毎日30分未満を切り捨てるだとか、毎日15分未満を切り捨てるだとかは言語道断なのであります。

 

 

もし会社がわざと終業時刻後15分未満の残業時間を切り捨てるのであれば、

終業時刻15分未満前に帰宅した場合には終業時刻まで働いていたことにしてくれなければ不公平!

だと強く強く思います。

 

 

ところで、

よく見聞きすることなのですが、残業代は1分単位で支払うことが正しいのでしょうか。

 

 

「賃金は・・・その全額を支払わなければならない。」(労働基準法24条参照)

これは賃金の支払方法の大原則の一つで「全額払いの原則」といいます。

 

 

先程の例外的に認められる端数処理と、この全額払いの原則とをあわせ読めば一目瞭然でしょう。

残業代の支払単位は分単位などではなく、働いた分だけ全額払ってもらわないと困る!ということです。

つまり、残業代は秒単位で支払ってもらうのが正しい!のです。

(ただ秒単位で記録できないズルいタイムカードがほとんどではあります)

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全国の企業に告ぐ、残業代は秒単位で払って下さい!!

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